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気になるサイン(人と目を合わせない)

2.発達障がいの特性をもつ子どものなかには、人と目があいにくい子どもがいます。

しかし、お母さんなどの身近な人が愛情をもって育児をするなかで、お母さんのほうで子どもの視野のなかに入って目をあわせようとしたり、見せたいものがあるときは、子どもの視野のなかに物を持っていったりするので、目があいにくいことに気づきにくいことがあります。また、赤ちゃんは繰り返し周囲から名前を呼ばれることで、自分の名前を認識し、呼ばれると振り向いたり、手を上げて反応したりしますが、発達障がいの特性をもつ子どものなかには、名前を呼ばれても振り返らなかったり、こちらを見なかったり、話しかけても反応が乏しかったりする子どもがいます。

好きなおもちゃなどで遊んでいるときは特に、「夢中になっているから聞こえないのかな」と思うほど、反応が返ってこないことがあります。