【自閉スペクトラム症の診断方法】

自閉スペクトラム症の診断については、DSM-5に記述されています。

下記の条件などが満たされたときに診断されます。

 

1.複数の状況で社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的欠陥があること。

2.行動、興味、または活動の限定された反復的な様式が2つ以上あること(情動的、反復的な身体の運動や会話、固執やこだわり、極めて限定され執着する興味、感覚刺激に対する過敏さまたは鈍感さなど)。

3.発達早期から1と2の症状が存在していること。

4.発達に応じた対人関係や学業的・職業的な機能が障害されていること。

5.これらの障害が、知的能力障害(知的障害)や全般性発達遅延ではうまく説明されないこと。

 

これらは全て医師による診断が必要不可欠です。先入観や主観で勝手に診断判断を行わないようにしましょう。