自閉症スペクトラム障害の症状は、典型的には生後2年目(月齢12~24か月)の間に気づかれますが、時期は前後することもあります。
自閉症スペクトラム障害は生まれつきの脳機能の障害であるため、教育やしつけが悪いわけではありません。
自閉症スペクトラム障害は発達障害のひとつですが、発達障害は、言語・認知・学習といった発達領域が未発達の乳児では、その特徴となる症状が分かりにくい場合があります。
ですから、生後すぐに自閉症スペクトラム障害の診断がでることはありません。しかし、年齢に応じて特徴的な行動をとっていたことが多いと言われています。それらをシリーズで見ていきます。