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障がいのある子をサポートするサービスについて(その1)

わが子の障害がわかったとき、多くの親は現実を冷静に受け止めることができないといわれます。現実を否定し、悲観し、やがて受け入れ、 わが子が不幸にならないように将来のことを真剣に考えるというプロセスを経ることが多いようです。わが子が将来どんな生き方をするのか、子どもの個性によってまちまちですが、公的なサービスを基本に色んなサービスを紹介していきます。

 

まず、乳幼児健診などでわが子の障害がわかったら、病院や保健所などに相談し、親としてどのようなケアができるか、時間をかけてゆっくり考えましょう。

障害が判明したら、早めに障害者手帳を申請することをお勧めします。

医療費の助成など公的な支援を受けられる可能性があります。

幼児教育・ 保育の年齢になり、さらに小学校・ 中学校・高校と進む年齢になったら、 教育機関や児童相談所などに相談し、わが子に合った教育を受けられるように親として適切な判断をすることがとても大切です。

 

障害のある子の大きな区切りとなるのは、学齢期になった時期、そして一般的に就労年齢に達するときです。

 

特別支援学校などを卒業し、一般就労・福祉的就労に就くケースがありますが、わが子にどのような可能性があり、どのような進路先がよいのか、わが子と話し合いながら決めていきましょう。