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障害のある子の学び場について(その1)

①通常学級と通級指導教室

地域の学校の通常のクラスで障害のない子といっしょに授業を受けながら、週に1 ~8時間、ほかの学校に設置された通級指導教室に通います。

対象となるのは、知的障害、言語障害、自閉症、情緒障害、弱視、難聴、学習障害、注意欠陥多動性障害などの子どもです。

障害の種別ごとに設けられた教室で、障害の程度に応じた授業を受けます。

ただ、通級指導教室に通うあいだ、 通常の授業を受けられないというデメリットがあり、文部科学省では通級指導教室の教員が障害のある子どものいる学校を巡回する(特別支援教室)構想を打ち立てました。

これにより、例えば東京都では、発達障害や情緒障害のある子を対象にした特別支援教室をすべての公立小学校に導入しています。