![発達障害支援アドバイザー協会](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=454x1024:format=jpg/path/s4e6954dc23195c42/image/ibdaef02fcf90a6b8/version/1675863625/%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC%E5%8D%94%E4%BC%9A.jpg)
自閉症の子どもによくみられる行動特性があります。ただし、すべての自閉症児に同じような行動特性がみられるのではなく、特性の現れ方にも個人差があります。知的な遅れのない高機能自閉症の場合、典型的な行動特性がそれほど強く現れないこともありますし、周囲がなかなか気づかないこともめずらしくありません。
逆に、ここで取り上げた行動特性のいくつかが当てはまるからといって、その子どもが自閉症であるということにはなりません。自閉症であるか、ないかの間に厳密な境界線を引くことはできず、両者は同じ線上でつながっているのです。こうした点を踏まえたうえで子どもをよく観察し本人の困り感やつまずきに気づいてあげることが大切です。