他者と目を合わせようとしないのも、自閉症の特徴です。
これは、赤ちゃんのときに気づきます。
ふつう、生後2〜3か月になると、親が顔をのぞき込むと視線を合わせて、じっと親の顔を見つめますが、自閉症の場合は視線を合わせようとしません。
親が笑いかけたり、あやしたりするとふつうは笑ったり喜んだりしますが、そうした反応がみられません。
一方で、おなかがすいたり、おむつがぬれたりしたときに、親の関心を引こうと、泣いて訴えることもしません。このように、親への愛着行動がみられないことが大きな特徴といえます。