4.感覚過敏(あるいは鈍麻)

発達障害支援アドバイザー協会
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音や光、温度、触られたときの感じ方などが、ふつうとは異なり、独特の感覚をもっています。きらいな音が聞こえると耳をふさいで大声を上げることがありますが、これは、通常とは違った聞こえ方をしており、本人にとって、ひどく不快であるからだと考えられています。小雨が体に当たっただけで痛がったり、頭をなでられたり、肩に手を置かれただけでも、激痛が走ると感じたりします。その一方で、温度や傷の痛みには鈍感なことがあります。真夏の炎天下で、衣服を何枚も着込みながら「まだ寒い」と感じたり、打ち身や切り傷があるのに、痛みを感じないため、けがに気がつかないこともあります。これも、脳が独特の働き方をしていることで、通常とは異なる感覚が生じてしまうのだとみられています。