常同行動の一種ともいえますが、自閉症のある子は、流れる水や、木漏れ日のようなチラチラした光、扇風機のように回転するものを好む傾向がみられます。
水道の蛇口から流れ出る水を手で受けながら、じっとその様子を見入ったり、木の葉の間から見え隠れする光をいつまでも見続けていたりします。視覚的に受ける刺激へのこだわりから生じる行動だと考えられます。
また、回転するものも好み、ミニカーのタイヤや、扇風機の羽根が回る様子を見続けていることもあります。