![発達障害支援アドバイザー協会](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=379x1024:format=jpg/path/s4e6954dc23195c42/image/i8e4e82f680248188/version/1675863415/%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC%E5%8D%94%E4%BC%9A.jpg)
衝動性の強いADHDの場合、「行動する前に考える」ということが苦手です。思いついたことをすぐ行動に移してしまうのです。
たとえば、授業中、先生の質問に手を挙げて、指名されてから答えるという手順を踏むことができません。先生の出した質問の答えがわかると、手も挙げず、指されもしないのに、だしぬけに答えてしまいます。答える前に、一瞬立ち止まって考える、ということができないためです。
友だちなどから悪口を言われたり、いやなことをされたりしたときも、ひどいことばで言い返してしまったり、手をあげてしまったりすることがあります。その反応を面白がって、わざとADHDの子に、ちょっかいをかけたり、からかったりする子どももいます。そういう対象になりやすいということを、先生や親は注意して見てあげることが必要です。