3.子どもは周囲の人とコミュニケーションをとりたいという思いから、言葉を覚え、自分からも言葉を発していきます。しかし、発達障がいの特性をもつ子どものなかには、周囲に対する興味や関心、共感する気持ちが乏しく、なかなか自分から言葉を話さない子どもがいます。
言葉(単語)はたくさん知っているし、相手の話も理解しているように見えるけれど会話にならなかったり、その場の状況にあわないことを一方的に話し続けたりすることもあります。
また、相手の話の内容がわからないときは、例えば、お母さんが、「走るとあぶないわよ」と話すと、「走るとあぶないわよ」と、そのまま繰り返す「エコラリア」がみられることもあります。
初語がなん語ではなく、いきなり固有名詞だったり、一度は話しはじめたけれど、ある時期から話さなくなたりすることもあります。