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気になるサイン(一人で遊ぶ)

8.個人差はありますが、子どもはだいたい3歳頃になると、同年齢の子どもたちとごっこ遊びなどを通じて、23人で遊ぶようになります。しかし、発達障がいの特性をもつ子どものなかには、ひとりで遊ぶことを好む子どもがいます。臨機応変な対応を求められたり、人とのコミュニケーションが必要だったりする遊びが苦手で、友だちに関心が向かなかったり、友達を作りたいという欲求を示しにくかったりします。また、カーテンが風でゆれる様子や水道の水が流れる様子、クルクル回る物をいつまでも眺めたりすることが好きなど、規則的な美しさに夢中になる子どももいます。例えば、おもちゃの車で遊んでいるように見えても、自由に車を動かすことよりも、整然と一列に並べることや車輪を回すことだけを好んだり、絵本も読むことよりも、ページをめくることのほうが好きだったりします。