15.発達障がいの特性をもつ子どものなかには、一度始めてしまったことを途中で止められない子どもがいます。注意を切り替えたり、湧き上がった感情をリセットしたりすることも苦手です。例えば、図工の時間に絵を描いていても、図工の時間が終われば、絵を描くことを止めなければなりません。しかし、発達障がいの特性をもつ子どものなかには、途中で切りげることが苦手なために、絵を描き読けてしまうことがあります。無理やり止めさせると怒りだしたり、その場では指示に従っても、不眠や爪を噛むなど、ため込んだイライラが身体症状としてあらわれたりすることがあります。また、一度決めた順番を変更したり、途中で止めたりすることが不得意な子どももいます。手順通りにできないと最初からやり直したがることがあります。