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気になるサイン(姿勢の崩れが見られる)

発達障がいの特性をもつ子どものなかには、猫背になった李、椅子からすべり落ちそうになったり、まっすぐ立てなかったりするなど、姿勢の崩れがみられることがあります。床で寝そべって遊んだり、机に伏せたり、ほお杖をついたりする姿もよくみられます。

こうした姿勢の崩れは、筋力の極端な弱さであったり、身体バランスの問題であったりすることがあります。

しかし、私たちの「常識」では、「姿勢の崩れ」=「やる気のなさ」と認識されることが多いため、崩れた姿勢だけを取り上げられて「やる気がない」「だらけている」と誤解されたり、叱られ続けたりすることが少なくありません。また、不器用さや動作のぎこちなさをあわせもつことが多く、家具やドアなどに身体をぶつけやすかったり、運動が苦手だったり、衣服の脱着に手間取ったり、字を上手に害けなかったりすることがあります。