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発達障がいの特性をもつ子どものなかには、学年が上がると、反抗的な態度や暴力的な様子が目立ってくる子どもがいます。大人が注意しても、ああ言えばこう言うという具合に口答えをして、「お母さんだって○○のくせに!」と厳しい言葉で言い返したり、「宿題をやりなさい」と言っても、頑としてやらないなど周囲を困らせる態度をとったりすることがあります。
一方で、問題行動や気になる様子が目立たなくなる反面、「どうせぼくなんか…」「私なんかなにやってもダメ」といった悲観的な感情を抱いたり、あきらめの様子をみせたりすることもあります。
特に、小さい頃からたくさんの刺激に対して好奇心旺盛に応えてしまうような特性をもつ子どもの場合は、周りの大人から行動を止めさせられたり、注意されたり、叱られたりすることが多くなるため、子どもの自尊感情が傷ついてしまうことがあります。