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気になるサイン(文章を読み違う)

発達障がいの特性をもっ子どものなかには、流暢におしゃべりができるのに、文章を説むときに、意味で区切って読めず、一字ずつ読み進んだり、どこを読んでいるのかがわからなくなって、文字や行を読み飛ばしたりするなど、読むことに困難がある子どもがいます。

「は」と「ほ」などの似た形の文字を読み間述えたり、「マーガレット」などの小さな「ツ」が発音できなかったりすることもあります。

文字を書くことに困難がある場合は、文字の形をうまく整えられなかったり、ノートやテストの解答欄に適切な大きさの文字を書けなかったりします。

「れ」と「わ」、「い」と「こ」のような似た形の文字を書き間違えたり、文章を書いていて、読点「、」や句点「。」、小さな「つ」などが抜けてしまったりすることもあります。黒板の文字をノートに書き写したり、作文を書くことが苦手な子どももいます。