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TEACCH(自分らしく自立した生活が送れるように支援)

TEACCHはアメリカノースカロライナ大学のエリック・ショプラー教授らによってはじめられた、自閉症スペクトラムの特性をもつ人とその家族のための、生活全般における総合的・包括的なプログラムです。

現在、多くの療育現場で実践されています。

例えば、ある場所の使い方について、子どもは、「ここからここまでは〇〇をしていい場所」と制限されると、窮屈に感じ、そうした決まりも破りたくなります。

しかし、自閉症スペクトラムの特性をもつ子どもは、感じ方や理解の仕方がほかの子どもとは異なるため、明確に区切られているほうが安心します。

自宅や学校などは、多目的に使用することが多いため、とまどうことが多く生きづらさを感じることがあるのです。