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自閉症スペクトラム症のかかわり方③

パニックには冷静に対応

子どもがバニックを起こした場合は、パニックにはできるだけ注目せず、静かな場所へ連れて行き、落ち着くまで待ちましょう。

バニックがおさまったら 「よくがまんできたね」とほめ、”叱らないが譲らない” という態度を貫きましょう。

 

興味の幅を広げる手助けを

同じ遊びに没頭する場合は、いつもしている遊びを減らすのではなく、いつもの遊びをしてから、ほかの遊びにも誘ってみましょう。

嫌がるときは無理強いしないことが大切です。少しずつ関心の幅を広げ、広い世界を理解できるように手助けしていきましょう。

 

子どもにあった療育を

自閉症スペクトラムの特性をやわらげることを目的とした療育はたくさんあります。

代表的なものに、TEACCHや感覚統合療法、ABA(応用行動分析) などがあり、それぞれ専門のスタッフが具体的なアドバイスを行います。