ADHDの代表的な特質の1つに、強い衝動性がある。興味を持つと、すぐにそちらに意識を支配されてしまい行動を止められなくなるのだ。
衝動性が強いタイプの人は、スイッチが切り替わるように意識が移ってしまうため葛藤すら生まれません。
我慢が足りないというよりも、我慢のチャンスすら与えられないのです。
また、インターネットの性質が、この衝動性に拍車をかけます。
検索をかければ目的外のページも検索され、また内容の一部も表示されるので、ついついおもしろそうな文章に目が奪われてしまう。
仕事に関係したページを見ても画面のあちこちに貼られた沢山の広告や別記事に誘われます。
リンクやページを作る側とすれば別のページや広告も見てほしいのだから当然なのだが、ADHDの当事者からすると、ネットは実に誘惑が多く非効率な面がある