目覚ましをかけても、いつの間にか止めてしまっている人。目覚ましで目は覚ますが、睡魔の誘惑に負けてまた布団にもぐってしまう人。目は覚めているが、暖かい布団から出られない人。こうした場合には、誘惑に負けないための工夫が必要です。
発達障害を持つ人は集中しやすく、夜更かしの癖がついてしまっていることも多いです。夜更かしを繰り返して生活リズムを崩してしまうと、睡眠障害を発症してしまう恐れもあります。
朝起きるのはやはり意志の力が必要だが、比較的その意志を貫きやすくする方法を紹介します。
①時報タイプの目覚まし時計を使う
スヌーズ機能のついた目覚ましを使ったり、目覚まし自体をベッドから離れた場所に置いたりと、朝に弱い人は目覚ましにいろいろと工夫をしていることが多い。
目覚まし時計選びでおすすめしたいのは、ベルやアラームの代わりに音声で時刻を伝えてくれる時報機能がついたものだ。設定した時刻になるとアラームとともに音声で時刻を知らせてくれる。電波機能もあり、時刻合わせを怠りがちなタイプにもびったりだ。
時報機能を推奨するのは、時刻の情報と「起きなければならない」という行動がリンクしている人が多いためだ。目覚ましを止めたばかりのときはまだ夢うつつで、時間を確認した途端、驚いて目が覚めたという経験のある人も多いだろう。