苦手だからといって、すでに事務職に就いている人が、今の仕事を辞めて別の仕事を探すわけにはいかない。
そこで、今の職場でいかに仕事力を上げていくかを考えてみよう。
それにはまず、事務の仕事とは何かをつかんでおこう。
書類作成、コピー取り、電話応対。こうした1つ1つの作業を「事務の仕事」として考えていると、「やり方は知っているのに、何をやったらいいかわからない!」と自分でもわけのわからない状況にはまって混乱に陥りやすい。事務の仕事は、「職場を円滑に動かすこと」と、ひとまず大雑把でいいのでそう認識しておく必要があります。
ここでこだわり癖があると、「事務の仕事とは何か」を完璧に把握するために調べ始めたりしてしまうかもしれないが、それは止めておきましょう。
職場によって、それぞれ細かい仕事内容は違ってくるからです。
事前にそんなことを調べたりするとかえって本来の仕事がおろそかになったり、実際の仕事との食い違いに違和感を覚えてストレスになったりします。
「そういうものなのか」で、まずはゆる<受け取っておいて、その上で、職場の仕事を円滑に回すための対策を考えてみましょう。