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ADHDの関わり方(後編)

動ける時間を設ける

じっとしていることが苦手なので 多動性を押さえようとするのではなく、「動ける保証」をしてあげましょう。

授業中でも、時には課題の途中で小休止を設定したり、「用事を作って」教室から出し てあげたりしてもよいでしょう。

 

思い出し気づかせる言葉かけを

「いやまてよ」といった自制力や感情をコントロ ルする力が弱いので、子どもが行動する前に 「順番に並びましょう」 などと声をかけて正しい行動を伝えたり、 事前に想定される混乱をなくしたりする工夫をしましょう。

 

焦らずおおらかな気持ちで

本人や友達のケガ、事故などにつながらない行動であれば、子どもが自分に自信を無くしてしまわないように、ささいなことはできるだけ無視することも必要です。ひと呼吸おいておおらかな心で子どもを見つめましょう。