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LDの関わり方(前編)

苦手な部分に早く気づく

課題ができないのは 努力が足りないのではなく 課題のどこかにその子が苦手とする要素が含まれているからです。

遅れている部分に早く気づき、その子にとってわかりやすい学習方法を工夫しましょう。

 

かまいすぎず、かつ、 放置しない

子どもが苦手とすることは 「ああしなさい」「こうしなさい」と指示を出しすぎないことが大切です。

本人が困ったらいつでも対応できるように、大人がそばにいるだけでも、子どもは安心して課題に取り組むことができます。

 

その子に合う教材を使う

その子の特性に合わせた教材を選びましょう。取り組みにくい教材で勉強を続けても、集中力が途切れやすくなるだけです。

均等な間隔できれいな文字が書けない場合は、 1マスが大きいノ ー トがおすすめです。

また、ひっ算の計算が苦手な場合はケタがそろうように補助線のあるノートに変えてみるのもアイデアです。

読むことが苦手な場合は、読む場所を目立たせるシートを活用すると良いでしょう。