自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害

ASDの子どもへの対応方法④
◉光や音、温度、匂いなどに過敏に反応する(感覚過敏) 感覚過敏のある子どもは、音や温度、匂い、光など、感覚刺激に敏感に反応します。過敏な感覚がパニックやかんしゃくを引き起こす原因になることもあります。いっぽう、痛みなどには鈍感な子どももいます。 ◉対応方法 ・装飾のない静かな環境を用意する ・音や光など、感覚刺激の原因になるものを少なくする ・騒がしい場所ではイヤマフや耳栓、フードをかぶるなど

ASDの子どもへの対応方法③
◉相手の気持ちや表情・身振り手振りがわからない 表情や身振り手振り、視線などから、相手の状況を読むことや気持ちを理解することが不得意です。結果的に友だちを意図せず傷つけたり、集団行動を乱してしまうことがあります。 ◉対応方法 ・表情だけではなく、言葉や動作なども交えて伝える ・あれ、それなど、代名詞は避ける ・ルールや指示は分かりやすく伝える など

ASDの子どもへの対応方法②
◉時間を守ることが苦手 時間など目に見えない概念を理解することが不得意なので、予定がいつ始まって、いつ終わるのかが分からないことで不安を感じることがあります。 ◉対応方法 ・いつ、なにをするか作業の見通しを伝える ・時計のイラストつきの予定表、タイマーなど視覚的に伝えるなど

ASDの子どもへの対応方法①
◉言葉での説明が伝わりづらい 抽象的な言葉や言い回しの理解が難しく、注意の切り替えができなかったり、複数のことを同時にすることが苦手な場合、例えば「手を洗ってから、おやつを食べる」といった、2つのことを一度に伝えようとすると、言葉を聞き逃してしまいます。 ◉対応方法 ・短い文章で、1つずつ伝える ・注意をひいてから伝える ・具体的な言葉で伝える ・視覚的に伝えるなど

ASDの年齢別行動特徴(4〜6歳)
◉小学校入学前(4~6歳)の例 ・特定の順番で活動することや道順やものの位置などにこだわる ・集団行動をするのが苦手 ・同年齢の友達とうまく遊ぶことができない(自分勝手な行動をとったり、状況を読むことができないなど) ・同じ遊びを繰り返す ・ごっこ遊びが苦手など

ASDの年齢別行動特徴(2〜3歳)
◉2歳~3歳の例 ・発語や言葉が遅い ・名前を呼んでも反応しない ・人と視線をあわせようとしない ・ひとり遊びを好む ・一緒に見てほしいものを指し示すことが難しい ・触られることを嫌がる

ASDの年齢別行動特徴(生後〜1歳)
◉生後~1歳の例 ・抱っこをいやがる ・あまり泣かない、あやしても笑わない ・ミルクを飲まない、偏食ぎみ ・寝つきが悪い、すぐ目を覚ますなど

【思春期~成人期(小学校卒業~ASD】
◉不自然な喋り方をする 抑揚がない、不自然な話し方が目立つ場合があります。 ◉人の気持ちや感情を読み取るのが苦手 上記でも述べましたが、コミュニケーション能力が乏しく、人が何を考えているのかなどを考えるのも苦手な傾向にあります。 ◉雑談が苦手 目的の無い会話をするのを難しく感じる人が多いです。 ◉興味のあるものにはとことん没頭する 自閉症スペクトラム障害の人は物事に強いこだわりをもっています。 そのため、興味のあることにとことん没頭することが多いですし、その分野で大きな成果をあげられることもあります。

【児童期(小学校就学~卒業)ASD】
◉集団になじむのが難しい 年齢相応の友人関係がないことが多いです。 周囲にあまり配慮せずに、自分が好きなことを好きなようにしてしまう子が多い傾向があります。 人と関わるときは何かしてほしいことがあるときなだけのことが多く、基本的に1人遊びを好みます。 人の気持ちや意図を汲み取ることを苦手とする子も多いです。 ◉臨機応変に対応するのが苦手 きちんと決められたルールを好む子が多いです。 言われたことを場面に応じて対応させることが苦手な傾向にあります。 ◉どのように・なぜといった説明が苦手 言葉をうまく扱えず、単語を覚えても意味を理解することが難しい場合があります。 また、自分の気持ちや他人の気持ちを言葉にしたり、想像するのも苦手です。 そのため説明がうまくできないこともあります。

【幼児期(0歳~小学校就学前)ASD】
◉周囲にあまり興味を持たない傾向がある。 視線を合わせようとしない子が多いです。 また他の子どもに興味をもたなかったり、名前を呼んでも振り返らないことが多いです。 定型発達の子が興味をあるものを指で指して示すのに対し、自閉症スペクトラム障害がある子は指さしをして興味を伝えることをしない傾向があります。 ◉コミュニケーションを取るのが困難 知的障害を伴う自閉症スペクトラム障害がある子は、言葉の遅れや、オウム返しなどの特徴がみられます。 会話においては、一方的に言いたいことだけを言ってしまったり、質問に対してうまく答えられないなどの特徴があります。定型発達の子が友達とのごっこ遊びを好むのに対し、自閉症スペクトラム障害がある子は集団での遊びにあまり興味を示さないことが多いです。 ◉強いこだわりを持つ 興味を持つことに対して、同じ質問を何度もすることが多いです。また、日常生活においてあらゆるこだわりを持っていることが多いので、ものごとの手順が変わると混乱してしまうことが多いです。

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